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2008.06.16

子鹿による獣被害が深刻です

ここ1週間ほど、子鹿による獣被害(水稲苗の食害)が各地で深刻です。
電気柵5段のみでは防げず、簡易防獣ネットを追加設置している田を多く見かけるようになりました。
電気柵最下段と地面との隙間の広い部分からとか、電圧の下がった1-2段目の間から侵入している様です。

昨年8月に紹介した
私の田で設置している防獣網と電気柵だと、今年も子鹿侵入被害も完全に防いでいます。

防獣網:高さ2m*長さ50mステンレス線入り(普通の簡易防獣網でも効果あり)
(北但東部森林組合より購入1反\13,000ぐらい)
上部ロープ 9mm(この太さが鉄筋に巻き易い)
下部ロープ 12mm(下部は重量がある12mmを使用)

支柱:16mm鉄筋 長さ2.5m
    (津崎鋼材店にて5m鉄筋を半分に切ってもらった)
プラスチック被覆の杭(イボ竹)もありますが
草刈の刃で根元にキズを付けたりすると内部の鉄パイプが
錆びて折れてしまうので翌年使えなくなりますし
網を張るのには強度が必要なので鉄筋(SD16)が最適です。
この鉄筋は冬季間も(通年)立てたままです。

電気柵:網下部に地面から20cm高に1段張り

電気柵線支持:プラスチック押さえ杭+ハウスパイプ留め金具
        (コメリにて購入)
Cimg4063
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特徴
1、防獣網で上部から獣が侵入するのを防ぐ
  網の上下は鉄筋や杭にロープで支持し、網の下部は地面から20cm程浮かせて張ります。
  このようにすると、網下部の草刈が可能です。
Cimg4196


2、下部から網を持ち上げて獣が侵入するのを電気柵1段で防ぎます。
  鉄筋支柱からプラスチック杭(450mm)をハウスパイプ留め金具を使って網に直角に出します。
  プラスチック杭に直接電気柵線を2-3回巻きつけて配線します。
  (網から電気柵線を20~30cm離して接触しないようにします)
  柵線がたるんだ場合は、プラスチック杭に巻きつければピンと張れます
  地面からの高さの調節は、パイプ金具をゆるめて行えます。
  このようにすると、柵線下部の草刈が可能です。
  
3、防獣網と電気柵の支持を鉄筋1本でまかなうので
  
資材の管理点数及び資材コストが少なくて済みます。

  資材が少ないので、網・電気柵の設置・撤収作業が格段に楽で、1人作業で出来ます。  

  網・柵線共、地面から常に浮いているので、草刈がしやすくなります。
  (草刈時に網を持ち上げる必要が無い。)
  (網の下部に草がからみ付かない。)

  鉄筋支持柱間隔が5mぐらいでも強度は十分OKです。

  市販の碍子を使わないので電気柵の漏電が少なくなります。
  (カエル等の小動物でのショート・短絡・漏電は皆無です)
  (市販のプラスチック碍子を使用した場合の碍子表面を流れる漏れ電流は、使用した碍子の個数に比例して大きくなりますので電気柵の段数や支持柱(碍子)が多いほど電圧維持がむずかしくなります。)

  網のたるみ調節は鉄筋上部に余分な網を引っ掛けることで可能です。

  Cimg4065
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コーナーの処理は、このようにプラスチック杭を2本使います。

この方法を考案し4年前から採用していますが、獣の被害を完全に食い止めています
それまでは、電気柵(2段)のみや防獣網のみでしのいでいましたが、毎年獣被害にあっていました

この設置方法は、防獣の目的草刈のしやすさ及び管理する部材の点数を少なくするのがポイントです。

しかし、電気柵電圧の維持や草刈の管理は必要です。

電気柵本体や電気柵線の電圧管理は電気柵管理ライトにまかせておいて、2-3週間に1回程度の草刈をするだけでよくなりました。

特に草刈りは、病害虫の生息密度を低くさせ、病害虫が田んぼに入らないようにする目的もありますので防獣網の下も刈り払いを徹底する必要があります
  
  

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2008.06.10

ギャップフィラー設置における免許手続の簡素化

山間辺地等でのギャップフィラー設置における免許手続の簡素化が総務省より発表されました。


1.建造物遮へいによる難視聴対策用にギャップフィラーが使用できるようになりました。
(ビルオーナー等が設置した、ビル陰共聴設備等)

2.簡易な免許手続を受けることが可能になりました。
技術基準適合証明を受けたギャップフィラーの機器を用いる場合は、
予備免許及び落成検査が省略されて無線局免許が付与される
  (アマチュア無線局の様に届出すれば開局可能?)

3.無線従事者の資格を要しない簡易な操作が可能になりました。
ギャップフィラーの無線設備(空中線電力が0.05ワット以下)の操作については、無線従事者の資格を要しない簡易な操作をすることが適用可能となりました。(第二級陸上無線技術士の資格が不要?)
 無線従事者の資格を有しない市町村や共聴施設管理者、建造物の所有者等であってもギャップフィラーを容易に設置することが可能となりました。

4.昨年に発表された無線局免許取得のための手引き書が新しく更新されました。

山間部等において地上デジタル放送を受信するために、市町村や共聴組合が整備した既設の辺地共聴施設(自主共聴・NHK共聴)の改修に際し、ギャップフィラーを活用する場合、国が事業費の1/2を補助

地方自治体 県・市の事業費補助も別途有りでしたら 県1/4 市1/4なら、受信送信設備費100%補助
家屋側のUHFアンテナのみ、地元負担でOKなら
受信世帯数の少ない山間辺地の共聴組合にも、ギャップフィラー化の道が開けそうです。

ギャップフィラー1基あたり400万ですから
現在ある受信基地に1基ギャップフィラーを建てれば全戸受信可能な地区なら
設備費400万の半分補助で200万で建ちます。
受信家屋側のUHFアンテナ工事費2~3万は別費用です。(個人負担?)

これなら、今まで通り月500円の共聴組合費でまかなえるのではないでしょうか。
山奥の山村でも携帯電話やワンセグテレビ受信のできる電波環境は、村を子孫につなげる為にも必要と考えます。


共聴組合等のギャップフィラー導入前の相談は、事前に有線テレビ施工業者に相談したりせず、悩む前にまず、各地方の総合通信局へ連絡(相談)して指導を受けるのが、実現への早道です。

近畿地方では、
近畿総合通信局  放送部放送課  06-6942-8624  です。


通信局への相談・指導後のギャップフィラーの機器・設置費用・施工相談については、ここを参照の上、問い合わせしてみて下さい。

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2008.06.07

電気柵と管理保全サイクル

獣被害を防ぐ電気柵のポイントは、

①電気柵本体や柵線が周回管理しやすい位置や方向に設計されている柵

②設置時から柵線の電圧が、6000v以上になるよう長さや段数が調整されている柵

③電気柵線全周の結び目やゲートの接触抵抗が、低く設置出来ている柵

④電気柵本体の接地極の接地抵抗が500オーム以下の柵

⑤電気柵全周の柵線の高さが、それぞれの害獣用に正しく調整されている柵

⑥電気柵の柵線全段の電圧が、どこで計ってもほぼ揃っている柵

獣被害を防ぐ電気柵管理保全サイクルは、

①電気柵設置時の正確な施工良否判定には、電気柵用デジタルテスターを使ってこの時の電圧を、電気柵設置注意札等に記録しておきます。

②毎日の電気柵電圧チェックと異常発生発見には、電気柵管理ライトの設置が簡便で確実です。

③電気柵異常修理後の柵線電圧良否判定は、電気柵用デジタルテスターで設置時の電圧になるまで修復します。


この手順と機器で電気柵保全管理を行うと、獣被害を防ぐことが出来ると思います。

電気柵用デジタルテスターは、電気柵メーカーより\10,000前後で販売されています。

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2008.06.05

鹿とイノシシの被害

3日夜から4日早朝にかけて鹿の被害にあった水田の電気柵点検修理をしました。
Cimg5540この程度なら、苗は再生しますが、心配で夜も眠れないとお困りでした。

乾電池式電気柵本体1台で5段450mの設備でしたが、電圧は2300vしか無く

1、接地不良の改修(農道の砂利に打ち込んであった接地棒を、水田の中の湿った土に埋設し直し)
2、柵線の分割(150mと300mに2分割し新たに電気柵本体1台を追加設置)
3、電気柵管理ライト40w型をそれぞれに設置
の工事をしたところ
150m分は5600v
300m分は5500vの柵線電圧に改修できました。
(本当は、6000v以上にしたいのですが、乾電池式電気柵本体の電池消耗予防回路が電力をセーブしてしまうのです・・・)

試験比較に300mの乾電池式電気柵本体を100V電灯電源式の電気柵に交換すると6300vになったので
300m5段クラスの電気柵では、出来るなら100v電源式にした方が良いと思います。
(100v式が6000v以上になるのは、電気柵本体の電力送出時間が乾電池式の2倍程度あるからです)


4日夜から5日早朝にイノシシの被害にあった畑の対策相談がありました。
Cimg5547ジャガイモ畑がイノシシに掘り返されています。


Cimg5548電気柵本体の設置状況(接地極の施工不良と柵線の間隔が広い)

家庭菜園の畑は、防獣ネットを張りその外側に電気柵1~2段を設置してもらう事にしました。

作物の作付け前から、有効な電気柵の設計・設置工事を行い、毎日の電圧管理をしておれば、このような被害は防ぐことが出来ます。

上記2件の電気柵の管理者は、6灯式ネオン管テスターのみで管理されていましたので、設置工事当初からの接地極施工の間違いを防ぐことができなかった様です。

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2008.06.03

獣被害を確実に防ぐ電気柵管理ライトでの電気柵管理方法

獣被害を確実に防ぐ電気柵管理ライトでの電気柵管理方法

①電気柵と電気柵管理ライトは、作物を植える前に設置説明書通りに設置し柵線電圧5000ボルト以上(6000v以上を推奨)で即日に通電を開始する。(特に接地棒は、説明書通りに埋設しなければなりません)
(作付けの1週間から10日前に設置します。獣にここはキケンと認知させるのにこのくらいの電圧と時間が必要です。 又、高電圧が流れていない電気柵を数日間設置すると、獣はこの電気柵に危険は無いと逆学習をしてしまいます。)

Cimg5351周囲300m4段の電気柵でこの電圧です! OKです。
↑乾電池式電気柵に外部12vバッテリー電源で使用
20年前製造の古い電気柵本体でしたが、12vバッテリー使用で電源電圧が高いのが効を奏しています。

②電気柵の柵線電圧が2晩も低下していたら(2000ボルト以下であれば)3晩目にイノシシや鹿が入ってくる
  獣は毎晩田畑をパトロールしていて
  電気柵が電圧低下していても1晩目は以前学習した結果から警戒してあきらめる。
  2晩目は入ろうか迷うが臆病が勝ってあきらめる。(大丈夫かも知れないと学習する)
  3晩目は安心して入ってくる。(この電気柵は大丈夫だと学習する)

 従って、昨晩まで正常動作(5000ボルト以上)していた電気柵が、1晩電圧低下していても獣被害にあう確率は低いのです。


 注意! 柵線電圧が設置時から3000~4000ボルト台の電気柵では、1晩でも2000ボルト以下に電圧低下すると獣に入られます。

Cimg5261周囲200mで4段の電気柵でこの電圧です! NGです。
↑乾電池式電気柵でアルカリ乾電池電源で使用
6灯式ネオン管テスターでは、3個全点灯・3個半点灯してしまいました。(この現象の場合、接地極の埋設不備が多い)
この電気柵の管理者は、牧草が鹿被害にあっているが、6個点灯しているので電気柵はOKだと思い込んでおられました。(接地極(アース棒)5本を湿った地面に間隔を開けて埋設し直すと5600vに改善できました。)

又、柵線電圧が2000ボルト以下の不備な電気柵は、獣被害を防ぐ性能が極端に低下している状態であり、獣が自由に出入り出来る電気柵と考えられます。

(共同管理の電気柵では、点検係員の職業の関係上、土・日曜日のみ1週間に1度しか全周点検が出来ないという所もありますが、上記の様に非常に危険な状態に陥る場合がありますので、仕事で帰りが遅くなっても毎晩稼動状態を点検出来る、電気柵管理ライトでの管理方法に改善する事が非常に重要です。)


③電気柵の不具合で電気柵管理ライトの点滅光が夜9:00頃見えていなくても翌日に早朝修理すれば良い
 (夜間修理できればよいのですが、危険を伴うし効率も悪いので明るくなってからの点検の方が良い)
 (ゲートハンドルの掛け忘れ等の軽微な修復は夜7:00~9:00でもできるかもしれませんが)


④電気柵管理ライトの点滅光が夕方7:00頃から夜半にかけて見えていれば電気柵は正常に稼動しているので、翌日は電気柵点検をしなくても良いと判断できます。

 このように毎日、柵線全周の点検する必要は無くなり、電気柵管理ライトの点滅光が確認出来なくなった時のみ、当日か翌日に周回点検すればよいという管理方法に改善されます。
Cimg5404電気柵管理ライト40w型
AC100V電灯電源式電気柵の柵線電圧が
5000V以上で高輝度発光点滅      点滅光が300m先から見える
3000vから4000V台で少量発光     点滅光が見えにくい
3000V以下では発光微少          近くに寄らないと見えない


今までは見えなかった電気柵の電圧を、点滅光の強弱で遠くから見ることの出来る電気柵管理ライトの高電圧電気柵維持管理効果を是非お試し下さい。
中部地方の県立農業試験場様も採用して頂いております。

北陸地区では、株式会社 澤数馬 様で販売して頂いておりますので、お問い合わせください。
          住所    : 福井県越前市余田町33-47
          電話番号 : 0778-24-5111

 

   ランクル店舗への電話は、    0796-53-4014  で、質問・相談及びご注文を承ります。
   ランクル店舗への携帯は、    090-5167-7558です。
   
   FAXは、   0796-53-4139  住所・氏名・電話番号の記入をお願いします。
   
   ネットでは、LANKURU か 電気柵管理で検索してみて下さい。

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