子鹿による獣被害が深刻です
ここ1週間ほど、子鹿による獣被害(水稲苗の食害)が各地で深刻です。
電気柵5段のみでは防げず、簡易防獣ネットを追加設置している田を多く見かけるようになりました。
電気柵最下段と地面との隙間の広い部分からとか、電圧の下がった1-2段目の間から侵入している様です。
昨年8月に紹介した
私の田で設置している防獣網と電気柵だと、今年も子鹿侵入被害も完全に防いでいます。
防獣網:高さ2m*長さ50mステンレス線入り(普通の簡易防獣網でも効果あり)
(北但東部森林組合より購入1反\13,000ぐらい)
上部ロープ 9mm(この太さが鉄筋に巻き易い)
下部ロープ 12mm(下部は重量がある12mmを使用)
支柱:16mm鉄筋 長さ2.5m
(津崎鋼材店にて5m鉄筋を半分に切ってもらった)
プラスチック被覆の杭(イボ竹)もありますが
草刈の刃で根元にキズを付けたりすると内部の鉄パイプが
錆びて折れてしまうので翌年使えなくなりますし
網を張るのには強度が必要なので鉄筋(SD16)が最適です。
この鉄筋は冬季間も(通年)立てたままです。
電気柵:網下部に地面から20cm高に1段張り
電気柵線支持:プラスチック押さえ杭+ハウスパイプ留め金具
(コメリにて購入)

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特徴
1、防獣網で上部から獣が侵入するのを防ぐ
網の上下は鉄筋や杭にロープで支持し、網の下部は地面から20cm程浮かせて張ります。
このようにすると、網下部の草刈が可能です。

2、下部から網を持ち上げて獣が侵入するのを電気柵1段で防ぎます。
鉄筋支柱からプラスチック杭(450mm)をハウスパイプ留め金具を使って網に直角に出します。
プラスチック杭に直接電気柵線を2-3回巻きつけて配線します。
(網から電気柵線を20~30cm離して接触しないようにします)
柵線がたるんだ場合は、プラスチック杭に巻きつければピンと張れます
地面からの高さの調節は、パイプ金具をゆるめて行えます。
このようにすると、柵線下部の草刈が可能です。
3、防獣網と電気柵の支持を鉄筋1本でまかなうので
資材の管理点数及び資材コストが少なくて済みます。
資材が少ないので、網・電気柵の設置・撤収作業が格段に楽で、1人作業で出来ます。
網・柵線共、地面から常に浮いているので、草刈がしやすくなります。
(草刈時に網を持ち上げる必要が無い。)
(網の下部に草がからみ付かない。)
鉄筋支持柱間隔が5mぐらいでも強度は十分OKです。
市販の碍子を使わないので電気柵の漏電が少なくなります。
(カエル等の小動物でのショート・短絡・漏電は皆無です)
(市販のプラスチック碍子を使用した場合の碍子表面を流れる漏れ電流は、使用した碍子の個数に比例して大きくなりますので電気柵の段数や支持柱(碍子)が多いほど電圧維持がむずかしくなります。)
網のたるみ調節は鉄筋上部に余分な網を引っ掛けることで可能です。
この方法を考案し4年前から採用していますが、獣の被害を完全に食い止めています
それまでは、電気柵(2段)のみや防獣網のみでしのいでいましたが、毎年獣被害にあっていました
この設置方法は、防獣の目的と草刈のしやすさ及び管理する部材の点数を少なくするのがポイントです。
しかし、電気柵電圧の維持や草刈の管理は必要です。
電気柵本体や電気柵線の電圧管理は電気柵管理ライトにまかせておいて、2-3週間に1回程度の草刈をするだけでよくなりました。
特に草刈りは、病害虫の生息密度を低くさせ、病害虫が田んぼに入らないようにする目的もありますので防獣網の下も刈り払いを徹底する必要があります
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