獣被害を確実に防ぐ電気柵柵線の結び方
今日、電気柵のポリワイヤー柵線の接続方法について三重県の方から電話で問い合わせがありましたので
獣被害を確実に防ぐ、電気柵の柵線の結び方を、ここに紹介します。
獣被害を確実に防ぐ電気柵を誰でも設置できるポリワイヤー柵線の結び方
ポイントは、ポリワイヤー柵線に編みこまれているステンレス導線6本に
全て電気を通電させる接続方法です。
ゲート碍子部分はステンレス導線全てを金属に接触通電する様に結ぶ
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①ゲートハンドル部のバネ部の金属環へは、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。
②メガネ型ゲート碍子の金属環も、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。
③アルミ板型ゲート碍子の穴部へも、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。
この時、余った柵線は自線へ戻しくくり付ける。ブラブラしていると漏電の原因になり見た目も悪くなります。
柵線同士の接続部はパチパチ放電しない様に接触部を多く作る。
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①1番上の結び方は、すでにある接続部を補強補修するときに使います。
すでに設置してある、短く2回くくり(丸結び)のみの接続部には、20cm程の添え線を結び目の両側に接続しバイパス導通路を増設します。
この様に、ステンレス導線の接触部を多く作ることが、結び目以降の電圧低下を防ぎます。
②上から2番目の結び方は、3回結んで右からの黄色い柵線は左側へ 左からの白い柵線は右側へ延びる様にします。
余った柵線は相手方の本線の輪の中へ通して導通接触部をもう2ケ所作ります。
③上から3段目の結び方は、最下段のように二重の輪を作りお互いの線を相手方の輪に通して引っ張ると出来ます。
余った柵線は相手方の本線の輪の中へ通して導通接触部をもう2ケ所作ります。
上記の②と③の接続に共通している事は、接続する相手側の柵線の方へ余った柵線を延ばして接続することです。
逆に自線の方に返して結ぶと電気的な接続部が増えないのです。(自線自身に接続してしまうから・・・)
重要ポイント
全てのゲート部の左右の支持柱では、必ず柵線の全段を渡り配線で接続し等電圧にします。
これは、ゲートフック部の全段を等電圧にすることによりフック接触部のパチパチ放電(電力ロス)を防止する為です。(1つくらい接触の悪いフックがあっても、左右の電圧が同じなので火花が出ないのです)
全段の渡り配線をする場所は碍子部でも柵線部でも良い
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それと、ゲート以降の全段を渡り配線で等電圧にすることにより、ゲート以降の柵線は、全段の柵線を束ねた太さの電線とみなすことが出来るので、柵線距離が長いほど電圧(電流)低下を防ぐことが出来ます。
(上記の様に接続した場合、全周のどこの部分で電圧を測定しても、各段の電圧が揃っているのが良い状態です。電圧が極端に違っている段がある場合には、その段の電気柵本体側の柵線の部分に問題ケ所があると予測されます。)
電気柵のポリワイヤー柵線の接続とは、紐状の電線を接続するという事ですから
電気的な接触部を多く作る繋ぎ方(接続)にすると電圧が高く維持され電流を多く流せる電気柵にすることが出来ます。
この接続方法を採用すると、接続部の電圧低下を減少させることが出来、3000~4000ボルト台の不安定な電気柵を5000~6000ボルト台の高電圧を安定に維持した良好な電気柵に改良することが出来ます。
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