獣被害にあってしまう電気柵の原因究明
毎年せっかく立派な電気柵を設置しても獣被害にあってしまう電気柵があります。
それは、設置時から柵線の電圧電流の低い電気柵では、害獣の体に衝撃感電電流を多く流すことが出来ないからです。
電気柵最大の目的である電気ショック(感電)とは、獣の体内に電流が1ミリアンペアから5ミリアンペア以上流れることによって発生しますので、電圧が高く維持され、柵線に電流を多く流せる電気柵が獣害を防ぐ良い電気柵と言えます。
柵線の電圧が設置当初から3000~4000ボルト台の電気柵は、
①接地抵抗の低減・極数の増強 (大地から帰還する電流導通路の確保)
②結び目やゲート部(接続部)の補強修理 (接触導通抵抗の低減)
③電気柵の電源を乾電池から12Vバッテリーや100V電源式に変更 (電源容量の増強)
④漏電原因の除去 (除草等)
をすれば柵線の電圧は6000ボルト以上にすることが出来、電流も多く流すことが可能となります。
このような変色した結び目は、補強修理が必要
20cm程度の長さの添え線を結び目の両側に渡し接続してバイパス回路を作ります。
電気柵の柵線の電圧が高くても途中でパチパチ放電している結び目(接続部)や変色して錆びている接続が多くあれば接続部以降に流れる電流は減少してゆき、放電している結び目では火花放電によって貴重な電力を無駄に消費していて、それ以降の柵線電圧は急激に低下します。
また、電気柵の電圧チェックに多く使われている3~6灯のネオン管テスターでの検電では、最大ピーク電圧のみを測定していて、柵線の電圧が実効値4000ボルト以下の場合でも3個が全点灯で残り3個は片側半分発光し、6個全て点灯したように見えて電気柵の電圧がが5000ボルト以上あるかように錯覚してしまいます。

電気柵管理ライトの蛍光ランプの発光量の多少は、柵線の電圧と流すことの出来る電流の量によって変化します。
当社の電気柵管理ライトを使用した電気柵管理では電気柵の柵線電圧が5000ボルト以上で柵線電流が1~5ミリアンペア以上流す電気柵でなければ発光が弱くなって、点滅光が見えなくなるように設計されていますから、電気柵の良否や異常及び故障を発光量の変化で全て検知できます。
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