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2008.05.29

獣被害を確実に防ぐ電気柵柵線の結び方

今日、電気柵のポリワイヤー柵線の接続方法について三重県の方から電話で問い合わせがありましたので
獣被害を確実に防ぐ、電気柵の柵線の結び方を、ここに紹介します。

獣被害を確実に防ぐ電気柵を誰でも設置できるポリワイヤー柵線の結び方

ポイントは、ポリワイヤー柵線に編みこまれているステンレス導線6本に
全て電気を通電させる接続方法です。
Cimg5520ゲート碍子部分はステンレス導線全てを金属に接触通電する様に結ぶ
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①ゲートハンドル部のバネ部の金属環へは、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。

②メガネ型ゲート碍子の金属環も、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。

③アルミ板型ゲート碍子の穴部へも、3回以上柵線を巻きつけてから結ぶ。

この時、余った柵線は自線へ戻しくくり付ける。ブラブラしていると漏電の原因になり見た目も悪くなります。

Cimg5529柵線同士の接続部はパチパチ放電しない様に接触部を多く作る。
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①1番上の結び方は、すでにある接続部を補強補修するときに使います。
  すでに設置してある、短く2回くくり(丸結び)のみの接続部には、20cm程の添え線を結び目の両側に接続しバイパス導通路を増設します。
  この様に、ステンレス導線の接触部を多く作ることが、結び目以降の電圧低下を防ぎます。


②上から2番目の結び方は、3回結んで右からの黄色い柵線は左側へ 左からの白い柵線は右側へ延びる様にします。
余った柵線は相手方の本線の輪の中へ通して導通接触部をもう2ケ所作ります。


③上から3段目の結び方は、最下段のように二重の輪を作りお互いの線を相手方の輪に通して引っ張ると出来ます。
余った柵線は相手方の本線の輪の中へ通して導通接触部をもう2ケ所作ります。


上記の②と③の接続に共通している事は、接続する相手側の柵線の方へ余った柵線を延ばして接続することです。
 逆に自線の方に返して結ぶと電気的な接続部が増えないのです。(自線自身に接続してしまうから・・・)

重要ポイント
全てのゲート部の左右の支持柱では、必ず柵線の全段を渡り配線で接続し等電圧にします。
これは、ゲートフック部の全段を等電圧にすることによりフック接触部のパチパチ放電(電力ロス)を防止する為です。(1つくらい接触の悪いフックがあっても、左右の電圧が同じなので火花が出ないのです)
Cimg5535全段の渡り配線をする場所は碍子部でも柵線部でも良い
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それと、ゲート以降の全段を渡り配線で等電圧にすることにより、ゲート以降の柵線は、全段の柵線を束ねた太さの電線とみなすことが出来るので、柵線距離が長いほど電圧(電流)低下を防ぐことが出来ます。
(上記の様に接続した場合、全周のどこの部分で電圧を測定しても、各段の電圧が揃っているのが良い状態です。電圧が極端に違っている段がある場合には、その段の電気柵本体側の柵線の部分に問題ケ所があると予測されます。)


電気柵のポリワイヤー柵線の接続とは、紐状の電線を接続するという事ですから
電気的な接触部を多く作る繋ぎ方(接続)にすると電圧が高く維持され電流を多く流せる電気柵にすることが出来ます。

この接続方法を採用すると、接続部の電圧低下を減少させることが出来、3000~4000ボルト台の不安定な電気柵を5000~6000ボルト台の高電圧を安定に維持した良好な電気柵に改良することが出来ます。

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2008.05.28

獣被害にあってしまう電気柵の原因究明

毎年せっかく立派な電気柵を設置しても獣被害にあってしまう電気柵があります。

それは、設置時から柵線の電圧電流の低い電気柵では、害獣の体に衝撃感電電流を多く流すことが出来ないからです。

電気柵最大の目的である電気ショック(感電)とは、獣の体内に電流が1ミリアンペアから5ミリアンペア以上流れることによって発生しますので、電圧が高く維持され、柵線に電流を多く流せる電気柵が獣害を防ぐ良い電気柵と言えます。

柵線の電圧が設置当初から3000~4000ボルト台の電気柵は、
①接地抵抗の低減・極数の増強 (大地から帰還する電流導通路の確保)
②結び目やゲート部(接続部)の補強修理 (接触導通抵抗の低減)
③電気柵の電源を乾電池から12Vバッテリーや100V電源式に変更 (電源容量の増強)
④漏電原因の除去 (除草等)
をすれば柵線の電圧は6000ボルト以上にすることが出来、電流も多く流すことが可能となります。
Cimg5429このような変色した結び目は、補強修理が必要
20cm程度の長さの添え線を結び目の両側に渡し接続してバイパス回路を作ります。


電気柵の柵線の電圧が高くても途中でパチパチ放電している結び目(接続部)や変色して錆びている接続が多くあれば接続部以降に流れる電流は減少してゆき、放電している結び目では火花放電によって貴重な電力を無駄に消費していて、それ以降の柵線電圧は急激に低下します。

また、電気柵の電圧チェックに多く使われている3~6灯のネオン管テスターでの検電では、最大ピーク電圧のみを測定していて、柵線の電圧が実効値4000ボルト以下の場合でも3個が全点灯で残り3個は片側半分発光し、6個全て点灯したように見えて電気柵の電圧がが5000ボルト以上あるかように錯覚してしまいます。
Cimg5271

電気柵管理ライトの蛍光ランプの発光量の多少は、柵線の電圧と流すことの出来る電流の量によって変化します。
当社の電気柵管理ライトを使用した電気柵管理では電気柵の柵線電圧が5000ボルト以上で柵線電流が1~5ミリアンペア以上流す電気柵でなければ発光が弱くなって、点滅光が見えなくなるように設計されていますから、電気柵の良否や異常及び故障を発光量の変化で全て検知できます。

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2008.05.25

電気柵管理ライトの取付詳細図とQ&A

電気柵管理ライトの取付詳細図
縦取り付け・横取り付けは、設置場所や見る方向により選択が可能です。
↓クリック
「densakutorituke.pdf」横向き取付詳細図を閲覧表示(印刷可)
Cimg5594横取付は、支持支柱1本を別に立てて取り付けます。
又、横取付は、ライトの直角方向から電圧チェックできるように取り付けます。

↓クリック
「densakutoritukeTATE.pdf」縦向き取付詳細図を閲覧表示(印刷可)

Cimg5678縦取付は、このように鉄支柱を別に立てればどこへでも移動可能です。
又、縦向き取付は、360度全方向から電圧チェックができます。


Cimg5396蛍光ランプ破損防止角カバー付
電気柵管理ライト20w型

電気柵管理ライトパンフレットの閲覧表示・印刷
「lankuruA4omote.pdf」を閲覧表示・印刷

電気柵管理ライトFAX注文書の閲覧・印刷
「lankuru-faxorder.pdf」を閲覧・印刷

電気柵管理ライトについてのよくある質問
Q1、電気柵の柵線の高圧電圧のみでライトが発光するのですか?
  A1、電気柵の柵線側の直流高圧電圧電流のみでライトが発光し、
他に発光のための電源(電池)を必要としません。

夜間に、電気柵線から150m~300m離れた安全な場所から電気柵線に
衝撃電圧電流が流れているかどうかライト発光の強弱でチェックできます。

Q2、どのようにしてライトが点滅発光するのですか?
  A2、電気柵本体の柵線側には直流高圧電圧電流が約1秒置きに出力されているので
その電圧電流を電力源として点滅発光を繰り返します。
(また、電気柵管理ライトは点滅発光なので、虫類はまったく近寄ったり集まったりしません。)


Q3、電気柵管理ライトの取り付け本数や種類の選定は、どの様に考えたらよいのですか?
  A3、電気柵本体1台の高圧電気柵線側に電気柵管理ライトを1本取り付けて使います。

          (取り付け場所は、電柵器本体よりできるだけ遠い所で背景の暗いところがおすすめです。)

          (横取り付けは、管理ライト支持用支柱を別に2本立てて、碍子を増設して取り付けます)

          (縦取り付けは、現在有る電気柵支持柱に碍子を増設して取り付けます)

          (20W型は周囲300m4段(延長1200m)以下の乾電池電源及び100v電源電気柵用におすすめです)
          
          (40W型は周囲300m(延長1200m)以上の柵で100v電灯電源式電気柵での使用を推奨します)

          
           

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2008.05.20

電気柵設置工事の不良事例

電気柵設置工事の不良と思われる事例を紹介します。
Cimg5421ゲート碍子のバネ部への柵線接続不良(この部分だけで100V以上の電圧低下があります)
金属輪に柵線を3回以上巻きつけてポリワイヤのステンレス導線が全て接触するように接続して下さい。


Cimg5422ゲート碍子の金属輪部への柵線接続不良(この部分だけで100V以上の電圧低下があります)
これも金属輪に柵線を3回以上巻きつけてポリワイヤのステンレス導線が全て接触するように接続して下さい。
パチパチ放電している部分には茶色や黒色の変色が見られます。


Cimg5426電柵機本体の設置状況は良いのですが接地(アース)に問題があります。


Cimg5427接地棒(アース棒)が乾いた地面へ集中して上下逆に浅く打ち込まれています。
接地極の意味(接地線を通して高圧電流が害獣の体に流れる仕組み)がよく理解されていない事例です。

ネオン管テスターは高圧電圧のみで点灯しますから電圧のチェックは出来ますが
高圧電流を多く流すチェックは出来ていません。

害獣の体に高圧電流を多く流すには接地抵抗値の低減と柵線接続部の電圧降下の低減が必要です。

電気柵の設置マニュアル通り(接地棒を湿った地面に1m間隔で直線状に出来るだけ深く埋設されていなければなりません)接地極埋設配線工事を施工して下さい。

草刈時の接地線切断を恐れ狭い範囲での埋設を考えて、このような誤った施工をしてしまう例がありますが
ビニルパイプ等で接地線保護を考えて頂ければ解決すると思われます。
又、接地棒が上下逆に打ち込まれているのは、細いほうが下だと勘違いしやすい接地棒の形状にあると考えられます。
Cimg5442写真上が頭で下の銅板状の所が地中に埋設する部分です。
接地棒から裸銅線の出る方向をみて勘違いしてしまうのかも
Cimg5445この接地棒は銅の裸線を上側に折り曲げて黄色接地線が地表に出るようにして使用します。


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2008.05.19

小代ギャップフィラーの写真

小代ギャップフィラー3の写真掲載サイトが見つかりましたので紹介します。
この局のみSNF(Single Frequency Network)中継システムを採用されていて
放送局やケーブルからではなく、自前設置の他GFからの電波を受けて同じ電波を再送信している局です。
掲載サイトは広域大阪無線保全課さんです。
他の小代ギャップフィラー1・2局も掲載されています。
情報と写真ありがとうございます。

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2008.05.15

山田の田植え

Cimg5383


なにも書かなくてもわかると思いコメントは差し控えます。

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2008.05.14

京都府福知山市大江町の電気柵管理ライト

今日、京都府福知山市大江町北有路の水田に電気柵管理ライトを取り付けてきました。
Cimg5389プラスチック被覆支柱なので接地棒を追加
電気柵管理ライト支持用支柱を建てて設置しました。


Cimg5390電気柵本体はタイガー製です。乾電池を外して自動車用バッテリーを設置
周囲100mの田に2段張りで柵線の電圧は7500vでした。
夜間のみの運用で対象獣は、イノシシとシカです。

一昨年イノシシに稲を全滅させられて昨年から電気柵を導入され効果はあったと聞きました。
それまでは、獣被害なんてまったくなかったのに・・・・と
しかし、隣接の田は耕作放棄地でイノシシが自由に出入りでき遊び場(ヌタ場)になっているようでした。

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2008.05.12

電気柵管理ライトが日本農業新聞に紹介されました

本日の日本農業新聞に電気柵管理ライトの記事が紹介されました。
Sinnbunnkijia3s画像サイズが大きいので、左クリックで写真を拡大表示してから、右クリックで画像をデスクトップ等に保存してから画像ファイルを開いてご覧下さい。(1.462MB)


ガラスの破損防止対策として、蛍光ランプ部分にプラスチック多孔角ダクト保護付きでランプ破損防止と支持強度UPのダブルの改善を図っています。
5月中旬以降の出荷分から改善品をご使用頂けます。

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2008.05.09

24時間運用電気柵の修理方法

24時間運用の電気柵の不具合ケ所の修理時には
電気柵本体の電源を切ることなく作業用接地線を電気柵の柵線に接続して電圧を0ボルトにしてから補修修理を行います。
Cimg4311上の段の電気柵の接続部を補修する場合に作業用接地リードを接続

周囲500mの圃場でも周回しながら柵線の電圧を測定し不具合ケ所を探しながら点検と修理を同時に行えます。
但し、作業時には工事ケ所の左右に作業用接地を複数(2本以上)接続して細心の注意をはらって作業します。

本業の電気設備工事でも低圧高圧工事共、活線作業は認められていません。必ず電源(ブレーカ)を切ってから工事を行いますが
電気柵の故障修理の場合にかぎり、故障点を探索しながら同時に補修を行いますので強制接地活線作業を行っています。(高圧電気工事士の免許をお持ちで無い方はマネしないでください)

ちなみに高圧(交流6600V)の電気設備工事では、停電している工事でも作業用接地線を接続しないと作業してはならない決まりになっています。これは、誤って高圧開閉器の故障や誤操作(投入)してしまう人為的なミスを防ぐためです。

私は、過去に高圧開閉器が内部故障していて切ったはずの高圧が1相切れていなくて高圧検電器の警報音は誘導電圧の為だろうと思い込み、高圧防護手袋及び高圧防護長靴を装着して作業用接地を高圧線に接続したとたん上位の高圧遮断機が動作して、電気工事作業員の感電事故を未然に防いだ経験があります。ですから、作業用接地の大切さを身をもって経験してきました。

高圧電気工事の経験者からみると電気柵の電圧点検作業とは、高圧電気工事の経験が無い一般の方々が5000~9000ボルトもの直流高圧電気柵線にネオンテスターの高圧側端子を接触させるという非常に危険な電圧測定業務を毎日行わなければならないということですから、電気柵の点検及び電圧管理が億劫になるのも致し方ない事なのかとも思われます。

電気柵の柵線に電気柵管理ライトを常時設置しておくとこれらの危険で億劫な毎日の電圧点検作業から開放されます。

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2008.05.05

今日は電気柵管理ライトが薄暗く点灯している

今日夕方7時半ごろ電気柵管理ライトが薄暗く点灯していたので電圧を測ったら3400ボルトでした
早速、電気柵の点検をしたらCimg5382柵線にステンレス線入り防獣網の切れ端が引っかかっていました。
今日は風が強かった為、防獣網の裾が舞い上がって電気柵の最下段にショートしたのでしょう。

この部分を修復すると電気柵の電圧は6900ボルトまで回復しました。


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2008.05.03

電気柵管理ライトにランプ破損防止機能がつきました

電気柵管理ライトの破損防止改良品!
Cimg5387プラスチック角カバー保護付きでランプ破損防止と支持強度UPを実現しました!
開放されている面(ランプが見える面)を監視する側に向けて取り付けます。


Cimg5385多数穴が開いているカバーなので上面や裏から見ると多数の光がつながっているように見えます。
光る目が沢山並んでいるように見えて害獣に威嚇効果があるように思えます。


Cimg5387_2写真は25mm*40mmのダクトですが30mm*40mmで完成品となります。


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2008.05.01

ストロボ電気牧柵器の電源容量

古いストロボ電気牧柵器が設置されていたので電圧を計ってみました
ストロボ電柵器 PLSR、V-2
Pulsar V-2  20年前の機種で電源電圧は6Vです。
Cimg5353自動車用のバッテリーですので電源容量は十分大きいので
強力な電撃を加えることができます。
Cimg5351_2電気柵の柵線の電圧は7400vです
乾電池電源だとこの半分程度しか出ないと思われます。

Cimg5355柵線は2段で周囲500mの田をカバーしています
ただ、ネットの外側に電気柵を設置したほうがより効果があると思われます。

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